こんにちは。
今日は少し前に記事にしていました、マスキングテープの著作権についての続編です。
あれから、マスキングテープを販売されている数社に問い合わせをしてみました(`・ω・´)ノ
そのお返事のレポートを書きたいと思います。
まず、一番最初。
先日の記事でも使わせていただいた「倉敷意匠」さんのマスキングテープに関して。
倉敷意匠さんのマスキングテープは、愛らしい動物のマスキングテープから、美しいレース模様のマスキングテープなど魅力あふれるマスキングテープで満載です。
こちらは、前回のお返事同様、ボーダー(見方によってはストライプですね)やドット、チェックや無地などは商用利用可能とのお返事でした。
しかし、作家様の名前がついているマスキングテープに関しては、いかなる場合も商用利用不可というお返事です。
次は、「東京アンティーク」さんです。
東京アンティークさんのマスキングテープはレトロ可愛いのが乙女心をくすぐります。スタンプと合わせて使いたくなりますよね!!
こちらは、クレジットを記載していただければ、商用利用可能との事です。
つまり、
「この作品は、東京アンティークさんのマスキングテープを使用しています」
という但し書きを記載するという事。
ただし、デザインをスキャンして素材に印刷することはご遠慮いただきたいとの事でした。
続きまして、「mt」さんと「MARK'S」さんです。
mtさんも、MARK'Sさんも、どんどん新しいマスキングテープを発売されますね!!目移りして、どれもこれもほしくなってしまうのが困りものです!!
こちらの2社様からはお返事はいただきましたが、それはあくまで私個人に対するご返答。
いただいたお返事をこのブログに掲載する事は出来ません。
しかし、今後の私の作品作りを注視していただければ、ある程度判断していただけるかもしれません。
ただ、私のものづくりで、すべての答えが出揃う訳では決してありません。
もし、質問が生じた場合、個々にご質問ください。
そして気になる100円ショップのマスキングテープ。
まず、「セリア」さんに問い合わせてみました。
セリアさんは、たった108円で買えるお手ごろ価格なのに対し、そのクオリティーの高さとマスキングテープの数の多さに圧倒されます。
しかし、問い合わせたところ、デザインや形状の知的財産権は、製造元や、デザイン会社が権利を所持しておられるとの事。
セリアさんとしては、あくまでお客様が個人的に利用される事を想定して販売しておられるそうです。
つまるところ、せっかくのハイクオリティー、低価格のマスキングテープなのに、商用利用は不可だそうです。
が!!そこで疑問が生じます。
セリアさんはセッティング台はおろか、中に封入するチャームやシールも販売されています。
こちらを使った作品も売ることは出来ないのだろうか・・・・。
再度問い合わせてみました。レッツチャレンジ!!(`・ω・´)ノ
結果、新たなる事実が。
先述にあるように、マスキングテープ(パーツ類を含む)は製造元に著作権があるそうです。
しかしその製造元がマスキングテープ(パーツ)の使用を許可した場合、商用利用も可能になる場合もあると!!
ですから、気に入っているマスキングテープ(パーツ)のバーコード番号などをセリアさんに問い合わせ、製造元を確認。
(商品自体に問い合わせ先が載っている場合があります)
改めて製造元にマスキングテープ(パーツ)の商用利用が可能か問い合わせる。
もし、商用利用可能と判断された場合、ようやく販売用の作品に使えます!!
しかし!!ここでご注意点が。
セリアさんで売られているパーツなどを使用し、販売する場合、責任はすべて、加工した作家本人にあるという事。
例えば、透明樹脂などは特に飴ちゃんみたいに見える時がありますが、それを子供さんが誤飲した場合、責任を取るべきはパーツの販売元であるセリアさんではなく、完全に作家者自身が負わねばならないという事です。
簡単に言うと、加工した時点で、責任はセリアさんから、作家本人に移るという訳です。
責任を負う覚悟がある者のみに、商用利用の扉は開かれるということですね!!
それで、さっそくセリアさんが扱っておられるマスキングテープの会社に問い合わせてみました。
とりあえず、よく使うマスキングテープと、最近気になったマスキングテープ。
それだけでも3社ありました!!セリアさんという100円ショップの中でも色んな会社が入っているのですね~~。
それではあいうえお順で。
まずは、「amifa」さん。
amifaさんの商品を使った作品の販売は、フリーマーケットなどの個人同士の販売の場合は問題はないそうです。
ネットショップがどうなのか少し分かりかねたので、現在問い合わせ中です。
分かり次第、記事に追記記載したいと思います。
(お返事によっては記載は無理かもしれません。その時は、個々でお問い合わせください)
追記:amifaさんからお返事をいただきました。
個人的な売買に関しては、ネットでの販売も問題ないそうです。
ただ、量販目的の販売に関しては、著作権を著しく侵害する場合において、その限りではなくなります。
予めご了承くださいとの事です。
次は、「ドゥ・ベスト」さん。
加工販売であれば問題ないとの寛大なお返事(*>ω<)v
ただし、商品をそのまま転売することはご遠慮くださいとの事です。
最後に「元林」さん。
元林さんの見解としましては、商用利用に関して基本的には公式に承認する事は出来ないそうです。
しかしながら、即売会やフリーマーケットなどでの趣味・創作活動の披露の場としての販売に関しては、特別規制を設けたり、販売のさし止めを求めるような対応を行うことはないとの事。
ネットショップに関しても、個人的なネット販売であり、価格が制作費用の回収程度の価格帯であれば、同様にさし止めを求められることはないようです。
あくまでも、趣味・創作活動の披露の場としての商用利用であれば、私たち作家の活動を尊重してくださると!!
寛大なお返事に感謝!!
ですが、そのためには節度を保った利用方法をしていかなければなりません(`・ω・´)ノ
また、下記の内容については趣味の範囲内であっても承認出来ないそうなのでご注意を。
・デザインをそのまま二次配布する行為。
・デザインが商品デザインのメインとなっている商品の商用利用。
・ディズニーなどの他社キャラクター版権をデザインした商品の商用利用。
・一般的な店舗での販売、大規模なネットショップでの販売、卸販売として他社販売業者への販売。
また、いただいた回答は私からの質問への回答であり、元林さんの商用利用についての公式な発表としてのものではないことも、ご理解ください。
つまり、私のブログを見て
「あ、何しても許されるんだ(ノ≧▽≦)ノ~~~」
とは、思わないでください、という事です。
なるほど、調べてみて分かった事実。
奥が深いぜ、セリアさんの100円ショップ・・・・。
そして100円ショップと言ったら、忘れてはいけない「ダイソー」さんです。
ダイソーさんも、108円ながら、そのマスキングテープの数や、デザインの多様性など目を見張るものがあります。
問い合わせを・・・・と思ったのですが、HP上に問い合わせメールフォームがない(=□=;)ショック
正確に書きますと、メールフォーム自体はあるんです。
ただ、
「コメントにお問い合わせいただいても一切ご返信できかねますのでご了承ください」
と書いてあるんです・・・_| ̄|○
でも、そこでくじける私ではありません。
メールはメールでも、アナログなお手紙で問い合わせてみました。
結果、お返事が来ない・・・・・。
それでも諦めない私は、ご迷惑なのは承知の上で、ダイソー本社様に電話をかけてみました。
すると、話し合いの途中だったという事実が判明。
急がせるような電話をしてしまい、大変申し訳なかったです(>人<;)
それでは、いただいたお返事です。
購入した商品を一素材として加工し、オリジナルの作品として販売する事に関し、私の場合は個人規模の販売なので問題ないそうです。
ただし、商業規模で大量に生産して他社に転売したり、ダイソー商品としての販売はご遠慮くださいとの事。
また、この、ブログでの記事掲載についてですが、あくまでも「kaoのケース」として紹介させていただいています。
問い合わせの内容によっては稀にNGの場合もあるようです。
多分、販売規模とか、転売とか、そういった問題が絡んでくるのではないかと思います。
なので、気になる方は個々にダイソーさんに問い合わせください。
その方が安心だと思いますよ(^^)
以上が、今回私が問い合わせたマスキングテープ販売会社様からのお返事レポートでした。
かなりの長編になりましたね!!閲覧してくださったみなさんに感謝!!
質問がある方はメールフォームからお問い合わせくださいね。
素敵なマスキングテープたち。
今やものづくりに欠かせない存在になっていますよね。
そして、それらのアイテムを作り出しておられる方々に、敬意を表したいと思います。
しつこくメールで問い合わせを繰り返したにも関わらず、丁寧に対応してくださった皆様方に、この場を借りてお礼を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。これからも素敵なマスキングテープ、期待しています!!

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kao
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